12, ポスト・ハードコア, ノイズロック, ローファイ (1985年〜)


目次
イントロダクション
ポスト・ハードコア
タッチ・アンド・ゴー (Touch and Go)
ノイズ・ロック
ローファイ
ディスク・ガイド

イントロダクション

 パンクを出発点に、ハードコア・パンク、ポスト・パンク、ニュー・ウェーヴ、ノー・ウェーヴなど、多様なジャンルが派生。それと並行して、各地にDIY精神に乗っ取ったインディペンデント・レーベルが生まれ始めた、70年代後半から80年代前半。

 80年代中頃に入ると、パンクやハードコアから、さらに先進性を増した「ポスト・ハードコア」と呼ばれるジャンルへ発展します。ノイズロックと呼ばれる、さらに実験性を増したジャンルや、ローファイと呼ばれる、チープな音像を特徴としたジャンルも登場。地上と地下との音楽性の差異が、ますます際立つようになります。

 同時に、CMJおよびカレッジ・ラジオの影響力も増し、ビートルズに代表されるブリティッシュ・ロックの影響を受けるパワー・ポップや、サイケデリック・ロックから派生したネオ・サイケデリアなど、60年代の音楽を取り込んだバンドも増加。

 その一方で、地上ではMTVが全盛を迎え、メジャー・レーベルがメガヒットを連発。メジャーと契約する華やかなロック・バンドも誕生し、彼らの一部は「産業ロック」(corporate rock)と呼ばれ揶揄されます。

 90年代に入ると、ニルヴァーナ(Nirvana)を象徴としたグランジの大ブームが巻き起こるのですが、80年代中盤から後半は、グランジやオルタナティヴ・ロックを準備した期間と言っていいでしょう。

 このページでは、ポスト・ハードコア、ノイズ・ロック、ローファイの3ジャンルをご紹介します。

ポスト・ハードコア

 まずは、パンク・ロック、ハードコアから派生したポスト・ハードコア。「ポスト・ハードコア」というジャンル名が示唆するように、ハードコア・パンクから派生して起こったのがこのジャンルです。

 基本的にはシンプルなロックンロールであったパンク・ロックの、攻撃性やスピード感を先鋭化するかたちで生まれたハードコア・パンク。そこから派生したジャンルということは、さらに先鋭化しているのか、と問われれば答えはイエス。

 しかし、単純にスピードや音量を増したというよりも、より複雑性を増したアンサンブルや、実験的なサウンドを持つバンドが多いのが、このジャンルの特徴です。

 攻撃的でスピード重視のハードコアから、さらに派生したジャンルと言うと、圧倒的な音量とハイテンポの音楽を想像するかもしれません。実際、僕自身がそうでした。

 しかし、実際のポスト・ハードコアは、ハードコア・パンクを下敷きにしながら、時にはジャズや現代音楽、プログレッシヴ・ロックなどの要素を取り込み、より実験性の増した音楽、と言った方が適切です。

 さて、そんなわけで1980年代中頃に起こったポスト・ハードコア。初期の重要バンドは、前ページ(11, パンク・ブーム以後の時代 (1978年〜)で紹介した、SSTやディスコード(Dischord)に所属するバンドたち。

 上記のレーベルおよび所属バンドは、ハードコア・パンクから出発し、徐々にポスト・ハードコア色を濃くしていきます。いずれもSSTからリリース歴のあるブラック・フラッグ(Black Flag)、ハスカー・ドゥ(Hüsker Dü)、ミニットメン(Minutemen)らは好例。当初は比較的シンプルなパンク・ロックを志向しながら、作品を重ねるごとに実験性を増していきました。

 ディスコードの設立者でもあるイアン・マッケイが、マイナー・スレット解散後に結成したフガジ(Fugazi)も、ポスト・ハードコアを代表するバンドのひとつです。

 疾走感溢れるハードコア・パンクで一世を風靡したマイナー・スレットとは異なり、フガジは当初からアンサンブルを重視した音楽を展開。ハードな音像と、複雑かつバラエティに富んだアンサンブルが共存する音楽を作り上げ、ポスト・ハードコアの雛形のひとつとなります。

タッチ・アンド・ゴー

 ここで、ポスト・ハードコアの名盤を多数リリースし、80年代のUSインディー・シーンを代表するレーベルのひとつである、タッチ・アンド・ゴー(Touch and Go Records)をご紹介します。

 タッチ・アンド・ゴーは1981年、シカゴで設立されました。1979年に、テスコ・ヴィー(Tesco Vee)とデイヴ・スティムソン(Dave Stimson)が、タッチ・アンド・ゴー・マガジンという手作りのファンジンの発行を始め、そこからレーベルへと発展していきます。

 2009年にレーベルの規模を縮小するまで、精力的にUSインディー・シーンを支えてきた同レーベル。そのため、ポスト・ハードコアの専門レーベルというわけではなく、扱うジャンルも多岐に渡ります。その中で、1980年代から同レーベルで活躍した人物として、スティーヴ・アルビニ(Steve Albini)ご紹介します。

 元々はライターとして活動していたアルビニ。やがて、自身もミュージシャンおよびレコーディング・エンジニアとして活動を始め、現在はシカゴに自身のスタジオ、エレクトリカル・オーディオ(Electrical Audio)を構える著名なエンジニアです。

 そんなアルビニが結成していたバンドが、ビッグ・ブラック(Big Black)、レイプマン(Rapeman)、シェラック(Shellac)の3つ。活発な活動はしていませんが、シェラックは現在も継続中です。

 上記3バンドは、それぞれ音楽性は異なりながら、いずれもポスト・ハードコアと呼べる質を備えた音楽を展開。そして、3バンドとも、タッチ・アンド・ゴーから作品をリリースしています。

 ビッグ・ブラックは、1981年から1987年にかけて活動。基本編成は、ギター2人に、ベースが1人。ドラマー不在のバンドで、代わりにローランド社製のリズムマシーンを使用。メンバーにもドラムとして「Roland」がクレジットされています。

 ドラマー不在の編成も特異ですが、音楽性も個性的。リズムマシーンが刻む一定のビートの上で、金属的に歪んだギターとベースが、響き渡ります。

 リズムマシーンの音色をはじめ、ギターとベースの音作りも無駄を削ぎ落としたもの。しかし、オーバー・プロデュースにならないサウンドが、緊張感を演出し、刃物のように鋭い音楽を作り上げていきます。

 レイプマンは、1987年から1989年まで活動。こちらはギター、ベース、ドラムの3ピース編成です。音楽性は、ビッグ・ブラックの延長線上と言ってよく、金属的な歪みのギターを中心に、音数はそこまで増やさず、各楽器が絡み合うようなアンサンブルを繰り広げます。

 ビッグ・ブラックとレイプマンは、ポスト・ハードコアの範疇に入りますが、同時にノイズ・ロックと呼んでもいいジャンクなサウンド・プロダクションを持っています。

 シェラックは、1992年に結成。現在までに5枚のスタジオ・アルバムをリリースし、活動を継続中。と言っても、積極的に活動しているわけでなく、たまに集まってアルバムをリリースするぐらいのマイペースです。

 レコーディング・エンジニアとしても著名なスティーヴ・アルビニ。彼が手がけるサウンドの特徴は、スタジオの残響音まで閉じ込めるように、生々しくバンドの音を記録するところです。

 シェラックは、まさにアルビニ録音の魅力が凝縮されたバンド。飾り気のないむき出しのサウンドの各楽器が、臨場感をともなって響きます。演奏面でも、変拍子など実験的な要素を取り込みながら、無駄を削ぎ落としたタイトなアンサンブルが展開。個人的には、ポスト・ハードコアの理想形のひとつだと思います。

 ちなみに、シェラックにベーシストとして在籍するボブ・ウェストン(Bob Weston)は、アルビニからレコーディング技術を学んだ弟子のような人物。彼もレコーディング・エンジニアおよびプロデューサーとして、活躍しています。

 最後にもうひとつ、タッチ・アンド・ゴーに所属し、アルビニがプロデュースを手がけたポスト・ハードコア・バンドをご紹介します。1987年に、テキサス州オースティンで結成されたジーザス・リザード(The Jesus Lizard)です。

 このバンドには、クラシック・ギターで音楽を始め、ジーザス・リザード結成前にはジャズも演奏していた、ギタリストのデュエイン・デニソン(Duane Denison)が在籍。

 ジャズ的なリズムやフレーズと、ジャンクな音質が融合し、独特のポスト・ハードコア・サウンドを作り上げました。

ノイズ・ロック

 続いて、ノイズ・ロックと呼ばれるジャンルをご紹介します。パンク・ロックおよびハードコア・パンクの攻撃性がひとつの起源になっている点は、ポスト・ハードコアと共通。

 「ノイズ・ロック」という名称が示すように、より実験性と前衛性が強いのが、このジャンルの特徴です。ただ、前述のビッグ・ブラックやジーザス・リザードがノイズロックに分類されることもありますし、ジャンル分けは多かれ少なかれ曖昧である点はご留意ください。

 ノイズ・ロックを代表するバンドは、1981年にニューヨークで結成されたソニック・ユース(Sonic Youth)。現代音楽やノー・ウェーヴからの影響が色濃くにじむ彼らの音楽は、不協和音やノイズが、ロックのダイナミズムと溶け合い、音量やスピードに拘るハードコア・パンクとは、違ったベクトルの攻撃性を有しています。

 1990年代前半に大ブームを巻き起こした、グランジとオルタナティヴ・ロック勢へも、多大な影響を与えました。

 他にノイズ・ロックにカテゴライズされることのある代表バンドは、バットホール・サーファーズ(Butthole Surfers)、プッシー・ガロア(Pussy Galore)、アンセイン(Unsane)など。いずれも、方法論とサウンドは違えど、ノイズを音楽に取り込み、魅力へと転化しています。

 ノイズ・ロックに特化したレーベルも誕生します。1986年にミネソタ州ミネアポリスで設立されたアンフェタミン・レプタイル(Amphetamine Reptile)は、多くの個性的なバンドを輩出しました。

ローファイ

 最後に紹介するのは、ローファイと呼ばれるジャンルです。

 語源となったのは「low fidelity」。「fidelity」とは、「忠実」や「原物そっくり」を意味する名詞で、音楽に関して「low fidelity」と言えば、原音から遠いという意味。

 つまり、実際に発せられた音よりも、劣った音質であるということ。「ローファイ」は、元々はそのような音質自体を指す言葉でしたが、転じてチープな音質でレコーディングされた音楽を指すようになります。

 音質を指す言葉がジャンル名になったため、このジャンルの特徴は音楽の構造よりも、その音質自体にあります。ただ、チープな音質に比例して、演奏もしょぼいことが多い、むしろ一般的にはヘタクソな演奏も魅力の一部としているのがローファイというジャンルです。

 また、前述のとおり本来は、満足なレコーディング環境を準備できず、バンドがカセットテープに録音した、ヘロヘロの音質を指していましたが、やがて意図的にチープな音質でレコーディングされたものもローファイと呼ばれるようになります。

 「チープな音質」と書いてしまいましたが、もっと具体的に書くと、一般的に良いとされるサウンドから離れた、個性的なバランスのサウンドが、ローファイと呼ばれるようになっていきます。そのため、ある時期以降のローファイには、思ったより音質の悪くないものが数多くあります。

 元々は音質を指す言葉だったローファイが、やがて音楽のスタイルを指すジャンル名へと、変質していったということでしょう。

 パンク・ロックから、ハードコア・パンク、ポスト・ハードコアへと、攻撃性と実験性を増していったのと並行して、一般的に良いとされるサウンドから遠ざかり、別種のかっこいいサウンドを追求するローファイは、やはり非メジャー的かつインディーズ的な音楽と言えます。

 このジャンルの特徴を挙げるなら、チープな音質と演奏によって、メロディーやアンサンブルのコアな部分を引き立つこと。そして、一般的に良いとされるサウンドとは、別種のサウンドを追い求める、言い換えれば音響的なアプローチを伴ったジャンルであること。これらはローファイの特徴であり、同時に魅力ともなっています。

 ローファイを代表するバンドとして、まずご紹介したいのは、ビート・ハプニング(Beat Happening)。1982年にワシントン州オリンピアで結成され、中心メンバーのキャルヴィン・ジョンソン(Calvin Johnson)は、同年にインディー・レーベル、Kレコーズを設立。ビート・ハプニングの作品の多くは、同レーベルからリリースされています。

 ビート・ハプニングの初期の作品群は、これぞローファイ!と言うべき、クオリティを備えています。すなわち、チープでぺらぺらの音質と、不安定でヘロヘロの演奏。その中で、無邪気なメロディーがポップに響き、音楽のコアな魅力が前景化されています。

 しかし、ビート・ハプニングもアルバムを追うごとに音質と演奏能力は向上。それでも、メジャー・レーベルからリリースされるパワフルな音質に比べれば十分にチープですが、徐々にアンサンブルとソングライティングに重きをおいた音楽性へと、シフトしていきます。

 他にローファイを代表するバンドとして挙げられるのは、ガイデッド・バイ・ヴォイシズ(Guided By Voices)、ペイヴメント(Pavement)、セバドー(Sebadoh)など。しかし、ここに挙げた3バンドも、当初はチープな音質を特徴としながら、それほど音質が悪くない作品も多いです。

ディスク・ガイド

 このページで取り上げたバンドのディスクガイドです。

Fugazi “Repeater” (1990 Dischord)

フガジ 『リピーター』 (1990年 ディスコード)

 イアン・マッケイが、マイナー・スレット解散後に結成したバンド、フガジの1stアルバム。ハードコア・パンク直系の絞り出すようなシャウトと、複雑なアンサンブルが融合する、ポスト・ハードコアの名盤。

 


Big Black “Songs About Fucking” (1987 Touch And Go)

ビッグ・ブラック 『ソングス・アバウト・ファッキング』 (1987年 タッチ・アンド・ゴー)

 スティーヴ・アルビニ率いるビッグ・ブラックの2ndアルバムであり、ラスト・アルバム。淡々と刻まれるドラム・マシンのビートに、金属的な音色のギターが絡む、無駄を削ぎ落としたサウンドとアンサンブル。

 


Rapeman “Two Nuns And A Pack Mule” (1988 Touch And Go)

レイプマン 『トゥー・ナンズ・アンド・ア・パック・ミュール』 (1988年 タッチ・アンド・ゴー)

 ビッグ・ブラック解散後に結成された、レイプマン唯一のフル・アルバム。ビッグ・ブラックの時に使用していたリズム・マシンに代わり、ドラマーを迎えた3ピース編成。金属的な歪みのギター・サウンドは引き継ぎ、各楽器がより複雑に絡み合うアンサンブルが展開。デジタル配信はされていないようです。


Shellac “At Action Park” (1994 Touch And Go)

シェラック 『アット・アクション・パーク』 (1994年 タッチ・アンド・ゴー)

 シェラックは、どのアルバムを素晴らしい完成度なのですが、最もポスト・ハードコア色がストレートに出ているということで、1stアルバムを挙げておきます。

 演奏もサウンド・プロダクションも、一切のムダが無くタイト。過度な色付けはせず、生々しいサウンドが鳴り響く1作です。アルビニ録音の入門作としてもオススメ。

 


The Jesus Lizard “Liar” (1992 Touch And Go)

ジーザス・リザード 『ライアー』 (1992年 タッチ・アンド・ゴー)

 テキサス州オースティン出身のバンド、ジーザス・リザードの3rdアルバム。レコーディング・エンジニアを務めるのは、スティーヴ・アルビニ。

 ジャズの要素を含んだ複雑なアンサンブルと、ジャンクなサウンドが同居する1作です。ジーザス・リザードは、タッチ・アンド・ゴーに4枚のアルバムを残しましたが、全てアルビニのプロデュースで、いずれも良作。

 


Sonic Youth “Bad Moon Rising” (1985 Homestead)

ソニック・ユース 『バッド・ムーン・ライジング』 (1985年 ホームステッド)

 ニューヨークのアングラの帝王、ソニック・ユースの2ndアルバム。変則チューニングを駆使した奇妙なハーモニーに、ノイジーなサウンドが融合。様々な面で、ノイズを感じる1作です。

 一般的な意味からすればポップではなく、違和感を持つアレンジが随所に散りばめられているのに、その違和感がやがて魅力に変化し、気がつけばソニック・ユースの音楽の虜になるはず。

 


Beat Happening “Beat Happening” (1985 K Records)

ビート・ハプニング 『ビート・ハプニング』 (1985年 Kレコーズ)

 ワシントン州オリンピアで結成されたバンド、ビート・ハプニングの1stアルバム。ローファイを聴いてみたいなら、まずはこのアルバムを聴いてみてください。チープな音、しょぼい演奏、それでいてやたらとポップで耳に残るメロディー。

 アルバムのジャケットに比例するように、かわいく、愛おしい音楽が詰まっています。音楽の魅力とは何か、という根源的な問いに対する、ヒントを感じる1作。

 


Pavement “Slanted And Enchanted” (1992 Matador)

ペイヴメント 『スランティッド・アンド・エンチャンティッド』 (1992年 マタドール)

 ビート・ハプニングやセバドーと並び、ローファイを代表するバンドのひとつと目されるペイヴメント。本作は、1992年にリリースされた、彼らの1stアルバム。チープな音像と、ヘロヘロの演奏、物憂げなボーカルが溶け合う、ローファイ感あふれる1作です。

 ただ、2作目以降は、一般的な意味で高音質とは言い難いのですが、音質も演奏能力も向上。サイケデリック・ロック色の濃い音楽を展開していきます。Appleでは、今のところ未配信のようです。


Sebadoh “The Freed Man” (1989 Homestead)

セバドー 『ザ・フリード・マン』 (1989年 ホームステッド)

 ダイナソーJr.での活動でも知られるルー・バーロウ(Lou Barlow)を中心に結成されたバンド、セバドーの1stアルバム。ローファイを代表するバンドのひとつに数えられるセバドー。

 本作は、アコースティック・ギターを主軸に据えた、宅録感あふれるサウンドに乗せて、メロディーがゆるやかに漂う1作です。ビートルズを思わせるハーモニーも魅力ですが、どこか不安定で怪しい部分があるのもご愛嬌。

 


関連バンド作品の個別レビュー

Beat Happening – ビート・ハプニング
Beat Happening (K Records 1985)
Black Candy (K Records 1989)

Big Black – ビッグ・ブラック
Songs About Fucking (Touch And Go 1987)
Pig Pile (Touch And Go 1992)

Butthole Surfers – バットホール・サーファーズ
Locust Abortion Technician (Touch And Go 1987)

Fugazi – フガジ
In On The Kill Taker (Dischord 1993)
Red Medicine (Dischord 1995)
The Argument (Dischord 2001)

Guided By Voices – ガイデッド・バイ・ヴォイシズ
Alien Lanes (Matador 1995)
Under The Bushes Under The Stars (Matador 1996)
Mag Earwhig! (Matador 1997)

Hüsker Dü – ハスカー・ドゥ
New Day Rising (SST 1985)

The Jesus Lizard – ジーザス・リザード
Head (Touch And Go 1990)
Goat (Touch And Go 1991)
Liar (Touch And Go 1992)
Down (Touch And Go 1994)

Pavement – ペイヴメント
Slanted And Enchanted (Matador 1992)
Crooked Rain, Crooked Rain (Matador 1994)
Wowee Zowee (Matador 1995)
Brighten The Corners (Matador 1997)
Terror Twilight (Matador 1999)

Pussy Galore – プッシー・ガロア
Right Now! (Caroline 1987, Matador 1998)
Dial ‘M’ For Motherfucker (Caroline 1989, Matador 1998)

Sebadoh – セバドー
Bubble & Scrape (Sub Pop 1993)
Bakesale (Sub Pop 1994)
Harmacy (Sub Pop 1996)

Shellac – シェラック
At Action Park (Touch And Go 1994)
Excellent Italian Greyhound (Touch And Go 2007)

Slint – スリント
Tweez (Jennifer Hartman 1989, Touch And Go 1993)
Spiderland (Touch And Go 1991)

Sonic Youth – ソニック・ユース
EVOL (SST 1986)

Unsane – アンセイン
Total Destruction (Matador 1994)

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